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PBR(株価純資産倍率)

PBR(株価純資産倍率、P/B)は株式の市場価格を1株当たり純資産(BPS)と比較する指標です。計算式:株価 ÷ 1株当たり純資産。純資産 = 総資産 − 総負債(株主資本)。

金融市場事実関係を確認済み: 2026-05-01

重要ポイント

  • PBR(株価純資産倍率、P/B)は株式の市場価格を1株当たり純資産(BPS)と比較する指標です。計算式:株価 ÷ 1株当たり純資産。純資産 = 総資産 − 総負債(株主資本)。
  • PBR > 1: 市場が純資産以上に評価——将来の収益成長や無形価値への期待 PBR < 1: 清算価値以下で取引——過小評価の可能性、または資産の質への疑念 PBR = 1: 市場価格 = 帳簿価格
  • 銀行:0.8〜1.5倍(有形資産重視。2008年以降多くの銀行が1倍割れ) テクノロジー:5〜15倍(無形資産主体。AppleのPBRは約45倍) 公益事業:1.2〜2.0倍 バイオテック:通常3〜10倍以上

概要

PBR(株価純資産倍率、P/B)は株式の市場価格を1株当たり純資産(BPS)と比較する指標です。計算式:株価 ÷ 1株当たり純資産。純資産 = 総資産 − 総負債(株主資本)。

PBRの解釈

  • PBR > 1: 市場が純資産以上に評価——将来の収益成長や無形価値への期待
  • PBR < 1: 清算価値以下で取引——過小評価の可能性、または資産の質への疑念
  • PBR = 1: 市場価格 = 帳簿価格

業種別ベンチマーク(概算平均)

  • 銀行:0.8〜1.5倍(有形資産重視。2008年以降多くの銀行が1倍割れ)
  • テクノロジー:5〜15倍(無形資産主体。AppleのPBRは約45倍)
  • 公益事業:1.2〜2.0倍
  • バイオテック:通常3〜10倍以上

歴史的背景

  • ベンジャミン・グレアム『賢明な投資家』(1949年)でPBR1.0未満の株式購入を提唱
  • ファーマ=フレンチ3ファクターモデル(1993年)が低P/B(バリュー)を超過リターン要因として特定
  • 日本の「PBR1倍割れ問題」:2023年、東京証券取引所がプライム市場の約半数(約1,800社)にPBR改善を公開要請。日経225が33年ぶり高値に

限界

  • 帳簿価格は取得原価ベースで資産の時価を反映しない
  • 自社株買いが純資産を減少→PBRが本質的改善なく上昇
  • 無形資産中心の企業は恒常的に高PBR

出典:S&Pグローバル、Bloomberg、東京証券取引所、Fama & French(1993年)

出典・参考資料

この記事は、以下の公的統計、取引所資料、金融市場で広く参照される資料に基づいています。

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