概要
時価総額(マーケットキャップ)は企業の発行済み株式の総市場価値で、計算式は:現在の株価 × 発行済み株式総数。市場が企業の総株式価値について達した合意を表し、企業規模分類の主要指標です。
時価総額カテゴリー
- メガキャップ: 2,000億ドル超(Apple、Microsoft、NVIDIA等「マグニフィセント7」が2023-2024年市場を支配)
- ラージキャップ: 100-2,000億ドル(通常S&P500構成銘柄)
- ミッドキャップ: 20-100億ドル
- スモールキャップ: 3-20億ドル(Russell 2000)
- マイクロキャップ: 3億ドル未満
歴史的時価総額マイルストーン
- 2018年:Appleが初の1兆ドル企業に(8月2日)
- 2020年:Apple 2兆ドル達成(8月19日)
- 2023年:Apple一時3兆ドルに到達
- 2024年:NVIDIAが3兆ドル超え、一時世界最高値企業に
- 世界の株式時価総額合計:約115兆ドル(世界取引所連合、2024年)
時価総額が重要な理由
- 指数組入れ: S&P500、MSCI等が時価総額加重——大企業が指数パフォーマンスに大きく影響
- インデックスファンドの資金フロー: 数兆ドルのパッシブファンドが自動的に大型株を購入
- 流動性の代理指標: 大きい時価総額は一般に高い取引流動性を意味
限界
- 債務を考慮しない——EV(企業価値 = 時価総額 + 有利子負債 − 現金)がより包括的
- 浮動株時価総額(ロックアップ株・政府保有を除外)がほとんどの指数プロバイダーで使用
出典:S&Pグローバル、MSCI、世界取引所連合、Bloomberg