VIX(「恐怖指数」)は今後30日間のS&P 500の予想ボラティリティを測定します。1993年にCBOEが開発、2003年にロバート・ウェイリー教授が再設計。幅広い行使価格のS&P 500プット・コールオプション価格から算出。
仕組み
年率換算ボラティリティの市場期待を反映。VIX 20はS&P 500が日次約±1.2%動くことが予想されることを意味(20%÷√252営業日)。23〜37日満期のOTM SPXオプションのポートフォリオを加重し、一定の30日予想ボラティリティを算出。
主要レベル
歴史的VIXスパイク
平均回帰
強い平均回帰性を持ち、パニック時に急騰後徐々に低下。VIXが30以上を数週間以上維持することは稀。歴史的にVIX40超時にS&P 500を購入すると、その後12ヶ月のリターンは非常に高い。
VIXターム構造
通常VIX先物カーブは「コンタンゴ」(長期が短期より高い)。カーブが「バックワーデーション」に転じると急迫した短期恐怖を示唆 -- 主要な市場底と一致する条件。
市場への影響
VIXは約80%の確率でS&P 500と逆方向に動きますが非対称的 -- 下落時のVIX上昇は上昇時のVIX低下より速い。VIXスパイクは市場の底と一致することが多く、逆張りセンチメント指標として有用。