概要
CPI(毎月中旬 米東部時間8:30発表)は市場が最も注目するインフレ指標です。影響メカニズム:CPIが予想以上(コア前月比≥0.4%)→「higher for longer」金利予想→10年債利回りが10〜20bp上昇→株式PER圧縮、特に長期デュレーション資産(テック、グロース株)。CPIが穏やか(コア前月比≤0.1%)→利下げ期待→利回り低下→グロース株・債券が急騰。重要ポイント:①コアCPI(食品・エネルギー除く)がヘッドラインより市場を動かす。②住居費(CPI全体の約36%)は遅行指標 — 「スーパーコア」(コアサービスから住居費を除く)が真のインフレトレンドを示す。③四捨五入の罠:前月比0.247%は0.2%に丸められ(穏やか)、0.251%は0.3%に(過熱)— わずかな差が大きな反応を生む。④前年比はベース効果で歪む — 必ず前月比と3ヶ月年率化を確認。⑤コンセンサス対比±0.1%のCPIサプライズは当日S&P500を1〜2%動かす。