概要
ドイツ(世界第4位の経済大国、欧州の機関車)はDAX、ユーロストックス50、EUR/USDを動かす2つの重要なセンチメント指標を発表。①IFO景況感指数 — 9,000社以上のドイツ企業に現況と6ヶ月先の見通しを調査。「期待」指数のほうが先行的でマーケットインパクトが大きい。85を割り込むとユーロ圏の景気後退リスクを示唆。DAXは大きなサプライズで0.5〜1.5%動く。②ZEW景況感指数 — 350人以上の金融専門家に6ヶ月先の見通しを調査。IFOより変動が大きいが、景気の転換点を4〜6ヶ月先行。ZEW(先行的)とIFO現況(後方的)の乖離が変曲点を示唆。③ドイツの製造業受注と鉱工業生産がサーベイのシグナルを確認・反証。④ユーロ圏最大の経済体として、ドイツのデータ悪化はECB利下げ期待を高める→ユーロ安、欧州株上昇。自動車・化学・機械のグローバルサプライチェーンに深く組み込まれているため、ドイツのデータ悪化は中国需要の減速も示唆。