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フェデラルファンド金利

マクロ経済指標US📅 次回発表日: 4月30日

フェデラルファンド金利(FF金利)は、預金取扱機関(銀行・信用組合)が他の預金取扱機関に対して準備金残高を無担保でオーバーナイト(翌日物)で貸し出す際の金利です。連邦準備制度の金融政策決定機関である連邦公開市場委員会(FOMC)が設定します。

なぜ重要か

FF金利は世界で最も影響力のある金利と言えます。住宅ローン、クレジットカード、自動車ローン、預金口座、企業借入など、米国経済のほぼすべての短期金利の基準となります。FRBが金利を引き上げると経済全体の借入コストが上昇し、引き下げると借入が安くなります。

仕組み

FOMCは年8回会合を開き、FF金利の目標レンジ(例:5.25%〜5.50%)を設定します。FRBは国債の売買を中心とする公開市場操作を通じて、実効FF金利を目標レンジ内に維持します。

二重の使命(デュアルマンデート)

FRBは議会から「雇用の最大化」と「物価の安定(低インフレ)」という二重の使命を課されています。利上げは経済活動を鈍化させてインフレを抑制し、利下げは成長と雇用を刺激します。

市場への影響

FOMCの金利決定と将来の政策ガイダンス(フォワードガイダンス)は、世界の金融市場で最も大きな影響を与えるイベントです。利上げは通常、ドルを押し上げ、国債利回りを上昇させ、株式のバリュエーション(特にグロース株)に圧力をかけます。利下げはドルを弱め、株式を押し上げ、投資家をリスク資産へ向かわせます。

歴史的背景

FF金利は0〜0.25%(2008年金融危機とコロナ禍の量的緩和期間)から、1981年にポール・ボルカー議長がインフレと闘った際の20%まで幅広い範囲を記録しています。

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